やる気が出ない

自分は今まで何かに夢中になって生きてきていた。

小学生から高校生まではずっと絵を描いていたし、

高校生から大学生までは茶道の稽古に勤しんで、

大学生から去年まではタイ語の勉強に夢中だった。

自分をより良くしたいと努力もしていた。

一日中何もしない日なんてなかった。

 

しかし、タイにきた今は何もやる気が出ない。

何をやろうとしても「そんなことしてなんになる」「才能がない」とネガティヴな自分がひょっこりはんしてきて

手が止まり、続けられない。

そんなことは生まれて初めてなのでどうすればいいのか分からず

youtubeを見るだけの一日をずっと続けている。

 

でもどうにか変えたいと、様々な本を読み漁っていた中で

こんな本を見つけた。 

この本は、

OLやサラリーマンみたいな

勤務時間や場所が決められている働き方以外にも

自分に合った「理想の働き方」があると気づかせてくれる本だった。

 

「やる気を出したい」という私の気持ちとは逆に

この本は働か「ない」働き方を紹介する本だけれど

 

パラパラと読み進めていた中で

「無意識」という言葉を使った章があった。

その無意識という言葉に

なんと『やる気が出ない』原因を突き止めることができたのだ。

 

本の中では、

「無意識ギブ」つまり、無意識に与えていることについて書かれていたが

私はその時

「無意識に抑制していたことはなんだろう」と考えたのである。

そうしたら無意識に抑制しストレスを溜めていた下記2点が思い浮かんだ。

・休日は自由に外に出れない

・仕事が終わったらすぐに帰らないと

その原因は「同居している彼氏Kさん」だった。

 

彼自身が原因ではない。

私が勝手に思い込んでいたのだ。

「1人で行動する時間を増やすと彼が心配してしまうだろう。

浮気していると思われてしまうのかもしれない。

別れたくない。」だから

できるだけ休日は彼と一緒にいるように心がけていた。

無意識に彼に依存していて、彼中心の生活を送ってしまっていた。

それに1年間以上全く気づかなかったのだから「無意識」は恐ろしいものである。

 

そんなことをしていたら

「不安」から解放されることはないかもしれない。

「不安」から解放されるためには、彼以外に夢中になれるものを見つけるべきだと気付いた。

 

原因がわかれば、

次はどうすれば良いか、考えられる。

このままいけば不幸になると気付いた途端恐怖で身震いした。

 

何かアクションを起こさないと自分は不幸になる!